ニードルポイントの特徴

切削型ニードルチップと低粘度油性インク(ソフトインク)この二つの技術を組合わせて「ニードルポイント」がうまれました。

 ペン先には、大きく分けて砲弾型と針のように細くなったニードル型の2種類があります。ニードル型は、先端が細く突出しているので、砲弾型に比べ※1鋭い感覚で細かな文字や複写式の伝票がはっきりと書け、定規などで直線を引くときなども安定した直線が引けるという特長があります。
※1 筆記する際、視野が広がり書きやすい。

砲弾型  

ニードル型

 従来のニードルタイプのペン先は、右図のように2種類の部品を使って作られている為、筆圧が強いと接続部分に負担がかかり、ペン先が曲ったりすることがありました。
 一方ニードルポイントは、1つの材料から削り出してつくる一体構造の為、強い筆圧でもペン先が破損しにくいのが特長です。

 2つの部品を組み合わせている従来型 

    1つの材料から削り出すニードルポイント 

 従来の油性インクに比べ、インク粘度を下げたソフトインクを新規開発しました。その結果水性ペンの様な、なめらかな書き味で力を入れずにすらすら書けます。
 又、黒インクは濃くてはっきりした発色なので、コピー写りやFAX写りも鮮明です。

*「NEEDLE-POINT」とは、ペン先の形状が針の先端の様に鋭いイメージからNEEDLE(針)とPOINT(先端)の2つの言葉から、オートが命名しました。